こんにちは。
借金完済主婦、たかちです。
借金を滞納することで起こる大きなデメリットの一つに「遅延損害金」があります。
遅延損害金とは、滞納したことに対しての罰金のこと。
多くの人は借金を滞納することを軽く考え、遅延損害金のことを忘れがちですが、遅延損害金を甘く見てはいけません。
という訳で今回は、借金の遅延損害金(遅延利息)についてわかりやすく解説してみたいと思います!
借金の遅延損害金とは何?ひたすらわかりやすく解説してみる。
では早速、わかりやすく解説していきたいと思います。
最初に「遅延損害金」の読み方が分からないという方もいるようなので、まず読み方から。
「ちえんそんがいきん」
と読みます。
遅延損害金は「遅延利息」「延滞利息」と呼ばれることもあります。
どれも意味は同じです。
遅延損害金・遅延利息・延滞利息とは何か、わかりやすくざっくり言うと、
借金を約束の日に返済できなかった場合に請求される罰金
のこと。
借金を約束どおり返済できなったペナルティとして、遅延損害金を請求されるんです。
遅延損害金は業者からお金を借りた場合、ほとんど発生すると考えておいていいです。
業者は商売でお金を貸している訳ですから、その元手が約束の日までに戻ってこなければ商売がやりづらくなります。
そのため、「借金の返済が遅れるならその分多く払えよ!」という事になるんですね。
なので、
- 銀行
- クレジットカード
- 消費者金融
などなど、利用することで短期間でもお金を借りている状態になる業者が相手の場合、約束の期日までに返済しないと遅延損害金をとられることになってしまいます。
遅延損害金はいくらとられるのか
気になるのは、遅延損害金はいくらとられるのかという事ですよね。
これは借りた相手によって異なるため、断言することができませんが、一般的には年5~20%の割合で発生します。
また、遅延損害金は支払いが遅れれば遅れただけ、その日数分上乗せされていきます。
遅延損害金の計算方法
遅延損害金の計算方法は、基本的に、
元金(借金残高)×利率(年率)÷365日×遅れた日数
この式で計算できます。
なので、10万円借りているが10日返済が遅れ、遅延損害金の年率が5%だった場合、
10万 × 0.05 ÷ 365 × 10 = 約137円
となります。
(※計算する際、年率のパーセンテージは実際の数値に変換する必要があります。
100%なら1、10%なら0.1、1%なら0.01です。)
この約137円が、もともと借りている10万円に上乗せされて請求されるため、次の約束の返済期日には10万137円を返済しなければいけないという事になります。
※計算方法や遅延損害金の利率は業者によって異なる場合があります
遅延損害金が発生・請求されるまでの流れ
遅延損害金はどうなると発生するのでしょうか。
ここでざっくりとした流れを説明しておきますね。
借り入れ(借金)の契約 ※遅延損害金が発生することはここで決まってる
↓
お金を借りる
↓
返済期日に返済できない
↓
遅延損害金が発生
↓
滞納と遅延損害金が発生した旨の連絡が来る
↓
返済予定だった元金と遅延損害金を支払う
このような流れになります。
ほとんどの人は遅延損害金の存在を気にしていないか忘れているため、滞納後に遅延損害金が発生し、その旨の連絡が手紙などで来るまでは気づくことはありません。
手紙などで連絡が来てはじめて、遅延損害金が発生したと知ることになります。
遅延損害金が発生するとどうなるか
遅延損害金が発生すると、借金の総額が増えることになります。
単純に考えれば、損をするということ。
どうせ返さなければいけないお金だった訳ですから、それの返済が遅れただけで無駄にお金を失うことになる訳ですから、ものすごくもったいないですよね。
また、遅延損害金は返済が遅れたらそこからすぐに発生して連絡が来ます。
「返すはずだった元金と一緒に遅延損害金も一緒に早く払ってね」と言われます。
遅延損害金で増えた分の支払いは先送りにはならないんです。
なので次回返済日の返済額が増え、その分返済がきつくなります。
「いつか払えばいいや」では済まないので、返済が遅れれば遅れるほど、近い未来の自分の首を絞めることになりかねないのです。
遅延損害金を発生させないための対処法
ここまでを読んでおわかりになったと思いますが、借金の滞納を続けると遅延損害金もどんどん増え、返済しきれなくなってしまう可能性があります。
最初の1回は遅延損害金もそこまで多額ではない場合がほとんどなので、軽い気持ちで返済を後回しにしてしまうかもしれませんが、それは危険です。
前半でも書いたように遅延損害金は返済が遅れた日数分プラスされていくので、遅れればどんどん返済する額が増えていきます。
気づいたら簡単には返せない金額だった、という事にもなりかねません。
そうならないようにするためには、毎回の最低返済額は確実に返済することが重要です。
(最低返済額=絶対この金額だけはこの日に返してね、と約束した金額)
それさえできていれば遅延損害金が発生することなく、無駄にお金を失うこともないのですから。
返済期日までに最低返済額も返せない、という場合は無駄な出費を削って借金返済を優先すべき。
それでも難しいなら、一人で借金返済ができない状態におちいっている可能性が高いです。
債務整理(借金の整理)で借金を減らすなどしなければ、さらに金銭的・精神的負担が増えていくことでしょう。
こうしている間にもあなたの借金はふくらんでいます。
今の自分に債務整理が必要なのか、借金をどれだけ減らせるのかだけならたった3分で調べられますから、気軽にチェックしてみてください。
※おすすめ関連記事