こんにちは。
借金完済主婦、たかちです。
任意整理を検討している人の多くが心配するのが「住宅ローンや車はどうなってしまうのか?」という点だと思います。
家や車は生活の基盤ですから、重要なところですよね。
結論から書くと、
- 新規の住宅ローン・車のローンは組めない
- 今ある住宅ローン・車のローンは整理しなければ残せる
という事になります。
これだけだと少しわかりづらいと思うので、それぞれもう少し詳しく説明していきますね。
という訳で今回は、任意整理をすることで住宅ローンなどのローンがどうなるか、車を残すことはできるのか、という点についてわかりやすく解説していきたいと思います。
任意整理をするとローンに影響が出るのはなぜ?軽くおさらい。【債務整理】
冒頭で少しお伝えした通り、任意整理をするとローンの利用に制限がかかります。
それはなぜかというと、前回の記事でもお伝えした通り、任意整理をすることで信用情報機関に登録されてしまうから。
いわゆる「ブラックリストに載る」という状態になる訳です。
業者は信用情報機関と契約をしていて、人にお金を貸す際には毎回ここの情報をチェックしています。
なので任意整理をすると返済能力がないと見なされて、お金を貸してもらいにくくなります。
だから、新しくローンを組めなくなるんです。
任意整理後は住宅ローンはどうなる?わかりやすく解説。【債務整理】
ここまでで半分はわかったと思いますが、任意整理をすると住宅ローンがどうなるのか、という事についても見ていきましょう。
わかりやすく結論から書くと、
- 新規の住宅ローンは組めなくなる
- 今ある住宅ローンは整理しなければそのまま続行できる
という事になります。
すでにおわかりのように、任意整理後は新しい借金がほぼできなくなるので、新規で住宅ローンは組めなくなります。
今ある住宅ローンがどうなるか、という点については、
- 今ある住宅ローンを任意整理 → 住宅を手放さないといけない
- 今ある住宅ローンは任意整理しない → 住宅は手放さず、そのままローンを返済し続ける
という事になりますね。
任意整理は整理する借金を選べるので、家を手放したくなければ住宅ローンは任意整理しないようにすればそのまま家を持ち続けられます。
ただし支払い中の住宅ローンはそのままになるので、残すことで返済が多少苦しくなる恐れがあります。
家を残すなら住宅ローンの返済は最優先にして、毎月の返済が遅れないように注意しましょう。
任意整理後に車を残すことはできる?わかりやすく解説。【債務整理】
では続いて、車に関しても見ていきましょう。
車も住宅と同じと考えてOKです。
新規のローンについては、
- 新規の車のローンは組めなくなる
- 今ある車のローンは整理しなければそのまま続行できる
という事になり、
今ある車のローンについては、
- 今ある車のローンを任意整理 → 車を手放さないといけない
- 今ある車のローンは任意整理しない → 車は手放さず、そのままローンを返済し続ける
という事になります。
ローン返済中の車を残すのであれば、そのローンは任意整理しなければ持ち続けられます。
もちろんローンが終わった車もそのまま手元に残すことができます。
【まとめ】今ある住宅ローン・カーローンは残すことができる
いかがだったでしょうか?
任意整理は自由度が高い借金整理の方法なので、ローンに手をつけなければ住宅も車も残すことが可能です。
これは住宅や車だけに限らず、他のローンもほぼ同じと考えて問題ありません。
ただし、残したローンは遅れないように毎月きちんと返済していくことが絶対条件になります。
また、任意整理をすると信用情報機関に登録されてしまうため、新しいローンが組めなくなるというデメリットがありますが、その登録期間は約5年と言われています。
その期間が過ぎれは登録は消されるので、新規のローンも組めるようになります。
(5年たたなくても新しいローンが組めた、という体験談もあるので、どうしても組みたければチャレンジしてみるのもアリです)
新規のローンが組めなくなることや、住宅・車を手放すことを恐れて無理して借金の返済を続ける人がいますが、よく考えてみてください。
今回説明したように、ローン返済中の住宅や車は残すことも可能ですし、いずれは新しいローンも再び組めるようになります。
それよりも今現在、借金に追われてストレスまみれの生活を続ける方がよほど大きなリスクです。
払えない借金を抱え続けていれば、借金の総額はどんどんふくらんでいきます。
こうしている間にも借金は増えていますから、いま返済が苦しいと感じるのなら、任意整理を検討してみるべきです。
どのくらい借金を減額できるかだけならたった3分で手軽に調べることができますから、まずはチェックするところから始めてみましょう。
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