こんにちは。
借金完済主婦、たかちです。
アプラスの回収を多く行なっている債権回収会社(サービサー)といえば、アルファ債権回収株式会社。
アプラスだけではなく、銀行や奨学金の債権回収も行なっています。
アルファ債権回収株式会社は、法務大臣の許可をうけている債権回収会社(サービサー)。
アルファの名前を知っている人は少ないため、アルファの名前だけを見て詐欺だと思って無視してしまう人も多いようです。
ですが正当な返済請求だった場合、無視をし続けると大変なことになってしまうので、注意が必要です。
そこで今回はアルファ債権回収からのハガキや手紙(赤い封筒)、電話などが詐欺かどうかの見分け方、通知が来た時の対処法などについて書いていきたいと思います。
督促状が来たらまず弁護士に相談を!
どうすればいいかわからない督促状が届いたら、まず弁護士に相談するのが一番安全です。
詐欺だった場合はしかるべき対処をしてくれますし、返済すべき借金が残っていたら減額交渉を依頼できますから。
知識のない素人が勝手に判断して動いたり放置したりすると、後で大変なことになる可能性も高いですから、まず専門家に相談しましょう。
借金問題を専門に扱う弁護士事務所「東京ロータス法律事務所」なら、相談だけなら何度でも無料ですから、気軽に問い合わせることができます。
放置して大変なことになる前に、いますぐ無料相談で何をすべきかのアドバイスをもらいましょう!
【サービサー】アルファ債権回収株式会社の電話番号などの基本情報
- 会社名:アルファ債権回収株式会社
- 法人番号:5011101040557
- 代表者:和智正
- 本店住所:〒163-1108東京都新宿区西新宿六丁目22番1号
- 電話番号:03-5324-5621
- 元の債権者:アプラス、新生パーソナルローン、新生銀行住宅ローン、新生フィナンシャル、みちのく銀行、静岡銀行、宮崎太陽銀行、琉球銀行、愛媛ジェーシービー、高知銀行、愛媛銀行、日本国際教育支援協会や日本学生支援機構の奨学金
※元の債権者はこれ以外にもある可能性があります
すでに書きましたが、アルファ債権回収は実際にある、法務大臣認定の債権回収会社(サービサー)です。
なので本物のアルファ債権回収から督促が来た場合、それは詐欺ではないですし、違法でもありません。
利用者が多いアプラスや新生銀行などの銀行系の借入れだけでなく、日本国際教育支援協会や日本学生支援機構の奨学金の滞納分の債権回収業務も行っています。
奨学金の未払い請求と聞けば思い出しやすいですが、アプラスの場合は業務内容が幅広いため、自分が借金をした記憶とアプラスという名前が結びつかず、覚えがないという事になりかねません。
アプラスからの借金はしていない、と思っていても昔お金をかりた業者がアプラスの系列だった場合、債権者名はアプラスになっている可能性もありますから、通知を確認する時には注意しましょう。
アルファ債権回収からのハガキ・手紙・SMSは無視してもいい?【サービサー】
アルファ債権回収からのハガキや手紙、ショートメール(SMS)を、「覚えがない=詐欺」と決めつけて無視をする人も多いようです。
ですがすでに書いたように、アルファ債権回収は別の会社から債権(借金を返済してもらう権利)を譲渡されたり依頼されたりして借金の回収にあたっています。
ですから、アルファの名前に覚えがない場合でも、もともとの債権者(借金の返済してもらう権利を持つ人)から借金をしていたのであれば、アルファからの請求や督促は詐欺ではない正当なものになります。
なので、届いたハガキやショートメール(SMS)が本当にアルファ債権回収からのもので、借金の時効が成立していないのなら、返済しなければいけません。
ハガキや封書・SMSをずっと無視していると裁判を起こされ、強制的に給料や財産を持っていかれることになってしまいます。
完済していない借金があるか振り返ろう
アルファ債権回収株式会社からの督促は、
- ハガキ
- 手紙(赤い封筒や青い封筒の場合も)
- 電話
- ショートメール(SMS)
などで行なわれています。
手紙の場合は見過ごされないように、目をひくような赤い封筒や青い封筒で送られてくることもあります。
ハガキや手紙(封書)のタイトルは、
- 督促状
- 受託通知書
- 受託通知書兼請求書
- お電話のお願い
- 債権譲渡譲受通知書
- 催告書
などになっていることが多いようです。
これらを無視し続けると最終的には裁判を起こされてしまう可能性も。
なのでアルファ債権回収株式会社からハガキや手紙(赤い封筒など)、ショートメール(SMS)が届いたら、無視はせずに必ず中身を見てみましょう。
そして完済していない借金があったかどうか、振り返ってみましょう。
身に覚えがないなら詐欺の場合も
アルファ債権回収からのハガキや手紙(赤い封筒など)、ショートメール(SMS)の内容に覚えがないなら、なりすましをした詐欺ということも考えられます。
アルファ債権回収株式会社は実際にある法務大臣認定の債権回収会社(サービサー)ですから、内容に心当たりがなければ、アルファの名前だけが勝手に詐欺に使われている可能性も。
届いた手紙やハガキが詐欺かどうかの見分け方は以前書いた記事で解説していますので、こちらをどうぞ↓

弁護士に相談するのがベスト
ただ、アルファ債権回収からの通知に記載されている債権者(借金を返してもらう権利を持つ人)は、自分が直接お金を借りた相手とは限りません。
自分が直接借りた相手から、債権(借金を返してもらう権利)が複数の業者の間で売り買いされている可能性もあります。
その場合、アルファ債権回収からの通知に記載されている債権者に覚えがなくても、もとをたどれば自分がした借金という事もあるのです。
そうなってくると、アルファ債権回収からの手紙やハガキ・メールを見ただけでは、詐欺かどうかを見分けることはできません。
なので、アルファ債権回収からの督促に覚えがないとしても、無視はせず、
- 詐欺だった時の対策
- 正当な請求だった時の返済対策
と、どちらの事態にも対応できるよう、弁護士に相談することをおすすめします。
こうしている間にも裁判の準備をされている可能性もありますから、手遅れにならないよう今すぐ相談しておきましょう。
アルファ債権回収からのハガキ・手紙・メールに心当たりがある場合【サービサー】
アルファ債権回収からの通知内容に思い当たるものがある場合ももちろん、無視をしてはいけません。
返済できていない借金や奨学金の返済義務がまだある訳ですから、
- 言われたまま大人しく返済する
- 任意整理や自己破産で借金を減額または無くす
- 時効援用の手続きをして返済義務を無くす
の3つのうち、どれかの方法で対応することになります。
この中のどれを選んでどう進めていくかについては、この続きで解説していきます。
過去5年間返済していないなら時効援用できるかも
まずは、最終返済日がいつだったかを思い出しましょう。
最終返済日から5年が経過していれば、時効をむかえている可能性が高く、「時効援用」という手続きをとることができます。
時効援用とは「もう時効だから返済はしませんよ」と債権者に書面で宣言する手続きのことで、時効援用をすれば返済義務をなくすことができるんです。
アルファ債権回収とのやりとりは極力避けること
時効援用ができそうなのであれば、
- アルファ債権回収に自分から連絡しないこと
- 連絡があってもできるだけ対応しないようにすること
まずはこの2点に気をつけてください。
なぜなら、アルファ債権回収に借金を認めるような言動をしてしまうと、時効が無効となり時効援用ができなくなる恐れがあるからです。
同じ理由で、アルファ債権回収から電話や訪問があった場合も、とりあえずは借金がある事を認めないようにしましょう。
「記憶にない」
「今は手が放せないから、書面で内容を送って」
などと言っておくといいでしょう。
時効援用を考えているのならサービサーとのやりとりは自分でしないようにして、時効成立をじゃまされていない今のうちに、一刻も早く行政書士などの時効援用の専門家に相談しましょう。
時効が成立していない場合
過去5年間に一度でも1円でも借金を返済していた場合、時効になっていない可能性の方が高いです。
そうなれば当然、払っていない分を返済しなければいけません。
まずは、返済額がいくらになっているかを確認するため、アルファ債権回収に電話をしましょう。
提示された返済額が余裕で払えるなら払ってもいいのですが、すぐには返済できないという場合もあるでしょう。
その場合はとりあえず返済を持ってもらえるように頼むだけでもOKです。
返済すべき金額が大き過ぎて時間をかけても返済できないという場合は、借金を減額・またはゼロにできる債務整理の手続きをするしかありません。
債務整理を自分でやるのはかなり大変なので、債務整理ができるかどうかの判断から全て、弁護士にお任せするのがベストです。
こうしている間にもアルファ債権回収に裁判の準備をされているかもしれませんから、、一刻も早く弁護士に相談しましょう。